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【腸活コラム】便秘でおならが臭い!腸内環境はどういう状態?

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便秘でおならが臭い!腸内環境はどういう状態?

「おならが臭い!原因と解決法を解説します」
おならが臭くて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。自分でも臭いと気になるくらいなら、他人にとってはさらに悪臭のはずですよね。人前でおならを出してはいけないと我慢すると、さらにお腹が張っておならが臭くなることもあります。
この記事では、おならが臭い原因と解決方法について解説します。おならのにおいに悩んでいる方もそうでない方も、ぜひご覧ください。

 

本来、おならは無臭!おならが臭いときにはかならず原因がある

 

食事をするときや飲み物を飲むとき、飲食物と一緒に空気もたくさん飲み込みます。空気の大半は窒素のため、消化されずにげっぷやしゃっくり、おならとして対外に出ます。
もちろん、空気ですからにおいもありません。つまり、おならとは不要な空気を体外に出す作用であって、悪臭を伴うものではないのです。
また、食べたものを消化する際にガスが発生し、おならとして体外に排出されます。このガスも無臭のため、においの強いおならとして排出されることはありません。おならのにおいが強いときは、以下のいずれかの原因が考えられるでしょう。

おならが臭い原因

●便秘
●動物性たんぱく質を過剰に摂取している
●強いストレスを受けている
●胃腸などの消化器官に疾患がある

おならが臭い原因1:便秘

腸内に便が長期間溜まっている状態のときは、腸内環境も乱れています。善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増殖してにおいの強いガスが発生しやすくなっています。おならのにおいも強くなりますので、早めに便秘を解消するようにしましょう。

おならが臭い原因2:動物性たんぱく質を過剰に摂取している

肉などの動物性たんぱく質を大量に摂取すると、小腸で充分に分解することができないまま大腸に送られることがあります。消化が不十分な老廃物が大腸に滞留し、発酵して、においの強いおならが出ることもあるのです。

また、動物性たんぱく質が分解される際に、二酸化硫黄やスカトールなどの刺激臭を伴う気体が発生されることもあります。臭いおならとして外に排出されるだけでなく、げっぷや口臭として外部に出ることもあり、気になって人前に出づらくなってしまう方もいるでしょう。

おならが臭い原因3:強いストレスを受けている

強いストレスを感じると、食欲が低下したり、反対に過剰に食べるようになったりしませんか? 普段とは食べる量が変わることで排便リズムが崩れ、便秘がちになって臭いおならが出てしまうことがあります。

また、ストレスを受けると、無意識に唾を飲み込む方も少なくありません。唾を飲み込む際に空気も飲み込み、おならの量が増えてしまいます。便秘によって腸内に悪臭のガスが溜まっているときなら、おならのにおいも強くなってしまうでしょう。

おならが臭い原因4:胃腸などの消化器官に疾患がある

慢性胃炎や過敏性腸症候群などの消化器官の疾患により、おならの量が増えたりにおいが強くなったりすることがあります。また、がんやポリープなどにより腸管が細くなっていると、排便がスムーズにおこなわれず、便秘がちになっておならが臭くなることもあります。

 

臭いおならをなんとかしたい!便秘解消のためにできること

 

便秘がちの方は、便秘を解消することでおならのにおいを軽減することが可能です。においで悩まされる前に、まずは便秘解消のためにできることを始めてみましょう。

便秘解消方法1:規則正しい生活

消化と排泄がスムーズにおこあわれるためには、規則正しい生活が欠かせません。毎日、できるだけ同じ時間に起床して同じ時間帯に食事を摂り、同じ時間帯に就寝するように心がけましょう。

また、食事の量もできるだけ同じ程度が好ましいです。いきなり大量に食べると消化ができずに便秘を引き起こすことがありますが、反対に食事量が少なすぎても、便はスムーズに排出されなくなることもあります。

便秘解消方法2:食物繊維と水分を充分に摂取する

食物繊維が不足すると、便がスムーズに出にくくなります。緑黄色野菜やごぼう、サツマイモ、大豆、ヒジキなどの食物繊維が豊富な食材を意識して食べるようにしましょう。

また、こまめに水を飲むことも、便秘を解消する方法の1つです。体内の水分が不足すると便が硬くなり、排出されにくくなってしまいます。お腹の張りが気になるときは、冷たい水や牛乳を飲むのも有効な方法です。大腸を刺激して、スムーズな排便を促してください。

便秘解消方法3:適度に脂肪を摂取する

脂肪に含まれる脂肪酸には、大腸を刺激して排便を促す効果を期待できます。とりわけぶどう油やえごま油などに含まれるオレイン酸は便秘解消効果を期待できる油です。普段の食事に摂り入れて、便秘知らずの生活を目指しましょう。

<オレイン酸が多い油>

食品名 オレイン酸量(※)
ぶどう油 17,000㎎
えごま油 16,000㎎
アマニ油 15,000㎎

※食品100g中に含まれるオレイン酸の量を表示

便秘解消方法4:便意を我慢しない

ストレスによって便秘になることからも分かるように、腸は非常に繊細な器官です。便意を感じたときにすぐにトイレに行かないと、便意が消えてしまい、便秘を引き起こすこともあります。便意を我慢しないこと、また、ゆっくりとトイレに行く時間を作ることを心がけましょう。

便秘解消方法5:適度な運動習慣

排便リズムが整うためには、規則正しい生活だけでなく適度な運動習慣も欠かせません。運動不足になると排便リズムが崩れ、便秘がちになることがあります。毎日、適度な運動をおこなう習慣をつけ、健康な体を作っていきましょう。

便秘解消方法6:適度にストレスを解消する

ストレスから便秘になる方も少なくありません。くよくよと悩まないことを心がけ、適度にストレスを解消するようにしましょう。体調が良いと気分も明るくなり、ストレスを感じにくくなることがあります。体調を整えるためにも規則正しい生活と食習慣、適度な運動を習慣づけてください。

 

肉類をよく食べる方は摂取量を見直してみよう

 

動物性たんぱく質を過剰に摂取すると、おならが臭くなることがあります。肉類をよく食べる方は、摂取量を見直してみることをおすすめします。もちろん、動物性たんぱく質自体が体に悪いわけではないため、「食べない」のではなく「量を減らす」ようにしてください。

 

妊娠中は便秘になりやすい!おならが臭いときに試したいこと

 

妊娠中は便秘になりやすく、とりわけ妊娠1、2ヶ月の妊娠初期から便秘気味になることも多いです。つわりのときにはにおいに敏感になるケースもありますから、おならや便が臭くなるのは防ぎたいものです。

とはいえ、下剤に頼ることはあまりおすすめできません。下剤は腸に強い刺激を与えるだけでなく、子宮収縮を引き起こして早産などを引き起こす可能性があるからです。便秘にお悩みの方は、次の便秘解消法をぜひ試してみてください。

●妊娠中におすすめの便秘解消法
●ウォーキングなどの軽い運動をおこなう
●水をたっぷりと摂る
●食物繊維が入った食べ物を意識的に摂る

 

産後の便秘の対処法

出産後に便秘がひどくなる方もいます。便秘解消と腰痛軽減、むくみ解消の効果が期待できるエクササイズを紹介しますので、ぜひご自身のペースで続けてみてはいかがでしょうか。なお、かかりつけの医師などから安静を指示されている方は、エクササイズではなく医師に相談して便秘解消を目指しましょう。

<産後におすすめ!便秘解消エクササイズ>
①仰向けの姿勢になり、お腹の底を意識して深い呼吸を繰り返す
②気分が落ち着いたら、足首をゆっくりと回転させる
③腕を頭の上に伸ばして思いっきり引っ張り、そのままの姿勢で上半身を起こす
④2と3の動きを、時間をかけてゆっくりと数回繰り返す

 

赤ちゃんや小さな子供のおならが臭いのは便秘のせい?

 

赤ちゃんも臭いおならをすることがあります。これは赤ちゃんの消化機能が新生児のときよりも向上したことと食べ物が腸内に滞在する時間が増えたためで、腸内細菌が活発に作用している証拠でもあります。

とはいえ、あまりにも臭いときは、便秘が原因かもしれません。赤ちゃんの便がきちんと出ていないときは、両足のふくらはぎを軽く持って膝がお腹につくまで曲げ伸ばしする運動をしてみてはいかがでしょうか。また、水分をしっかりと補給し、便が出やすいように工夫してみましょう。

母乳の赤ちゃんはおならが臭い?

母乳は腸内でガスを発生しやすいため、母乳を飲んでいる赤ちゃんはおならが出やすい傾向にあります。とはいえ、きちんと排便されていたら問題はなく、腸内環境も整っていると考えられます。

また、においに関しては母乳だから臭いというわけではありません。飲んだ母乳が腸内に長時間滞在しているときはにおいが強くなりますし、すぐに排出されるときはにおいも軽減されます。

 

便秘が解消されてもにおいが気になるときは病院に行ってみよう

 

おならが臭いときは、たいていは便秘が原因です。しかし、便秘を解消してもにおいが気になるときは、消化器官に何か病気が生じている可能性があります。臭いおならが続くときは、病院に行き、医師の診断を受けるようにしましょう。