LABOレポ!vol.3 エクオールをつくれることと年齢は関係あるの?!

なおし

約半数の人がエクオールをつくれる日本人。
ところが、若い世代ではエクオールをつくれる人が少なくなってきているって本当?!10代20代も気になるエクオールと年齢の関係について調べてみました。

これまで、年齢とエクオール産生能についての論文がいくつか報告され、若い世代では20~30%程度の人しかエクオールをつくれていないことがわかってきました。ソイチェックを受けたいただいた方のデータでも、同じような結果が出ています。

どうしてなの?

まだはっきりしたことはわかっていませんが、近年の食生活の変化が原因のひとつではないかと考えられています。
いろいろな国で調査された報告をまとめてみると、日本人では約半数がエクオールをつくれているのに対し、アメリカやヨーロッパなど欧米人を対象とした研究では3~4人に1人しかエクオールをつくれていませんでした。日本のようにエクオール産生率が高い国をみていくと、中国、韓国、台湾などいずれも大豆をよく食べる地域でした。

厚生労働省の平成24年度国民健康・栄養調査の結果によると、大豆・加工品をもっとも多く食べているのは50~60代。
10~20代の若い世代よりも、毎日20gも多く大豆を食べています。20gの大豆と言えば、納豆半バック分くらい。たったこれだけの違いでも、毎日毎日、何年もの積み重ねで、腸内環境は変わってしまっているようです。

さらに、「腸の掃除役」として知られ、腸内環境を整えてくれる成分に食物繊維があります。こちらも、もっとも多く食べているのは60~70代でした。

若い世代の女性とくらべてみると、その差は1日4g。これは、「かぼちゃの煮物」「きんぴらごぼう」「春菊のごまあえ」1食分の食物繊維量に相当します。

お通じにもメタボにも良いといわれる食物繊維。若い女性に限らず、ぜひ積極的に食べるようにしてくださいね。

お友達との食事や仕事などでつい外食が多くなりがち、ランチはコンビニのお弁当で済ませちゃう。そんな時、一品でも大豆や野菜を意識してメニューを選んでみてはいかがでしょうか?