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【腸活コラム】便秘は何日続いたら危険?具体的な日数は?

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便秘は何日続いたら危険?具体的な日数は?

普段よりも便の出が悪いとき。
「便秘が何日も続いてるけど大丈夫かな?」
「もう一週間出ていない…病院に行った方がいい?どのタイミングで行けばいいの?」
などと心配になることがありますね。
便秘は何日続いたら危険なのか、病院に行った方がいいのか。
知りたいあなたに、危険なレベルの便秘について詳しくご説明します。

具体的には、

・便秘は何日続いたら危険?
・危険な便秘の見分け方
・危険レベルの便秘にならないためにできること

についてお話ししています。

これを読めば、いつもより便秘の症状が重いときなど、冷静に判断する材料になるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください!
 

便秘は何日続いたら危険?

 
便秘がちな人の中には、1週間以上も便秘が続く人がいますね。
1週間という程でなくても、いつもより便秘が長く続くと、不安になることもあるでしょう。
一般的に、4〜5日以上にわたって排便がないことを便秘といいますが、便秘にはかなりの個人差があり、1〜2日排便がなくても不快感がなければ便秘とはいいません。
一方、毎日排便があったとしても、便の量が少なくスッキリしない感じが続けばそれは便秘といえるでしょう。
このように、排便の回数は個人差が大きいので"何日続いたら危険"とは断言できませんが、病院へ行かなければならないレベルの"危険な便秘"があります。
ここでいう”危険な便秘”とは、便が腸の中で溜まってしまい、大腸閉塞や糞便塞栓などを引き起こしてしまうリスクが高い便秘。
ちなみに、大腸閉塞は、便が大腸の中を通るのを妨げられたり、完全に通過できなくなったりする状態のことです。
糞便塞栓は、硬くなった便が、腸粘膜の血管やリンパ管を圧迫するほどに腸を塞いでしまい、腸粘膜が傷ついたり、炎症が起きてしまう状態のこと。
もし大腸閉塞や糞便塞栓を放っておいたとしたら、敗血症・腸穿孔・腹膜炎へ進行してしまい、最悪の場合死に至ることもあります。
このように、病気の症状としての便秘があります。
毎日の生活に支障をきたしたり、これからお話しする症状がある場合は、下剤に頼らずに医療機関を受診するようにしましょう。
 

危険な便秘の見分け方

 
危険な状態にならないためには、”普通の便秘”と”危険な便秘”の違いを知っておく必要があります。
普通の便秘は、便がスッキリ出ない状態が続いていても、便秘薬や浣腸でコントロールできる程度の便秘のこと。
一方、危険な便秘は、排便の間隔が不規則に長くなり、かつ、刺激性の便秘薬や浣腸を1〜2回使っても便が出なくなってしまう便秘のことを指します。
刺激性の便秘薬や浣腸を使っても便が出ず、次に便が出るタイミングが予測できなくなってきたら、医療機関に相談しましょう。危険なレベルの便秘になっている可能性があります。
ただ、おならが出ない時・強い腹痛・吐き気・嘔吐・発熱・お腹の張りが強い時、またはその状態が長く続く場合は要注意。
安易に刺激性の便秘薬や浣腸を使う前に、そのまま医療機関の受診をしましょう。
また、普段から便秘に悩んでいる人は、排便日誌をつけておくのもおすすめです。病院に行くときも、今までの経過が分かるので、あなたの状態を正確に判断してもらいやすくなります。安心ですね。

排便日誌につけたい項目は、

・排便があった時間帯(朝・昼・晩)
・便の硬さ
・残便感、すっきり度合い
・1週間の排便回数
・食事の有無、量、内容
・服薬状況、薬の増減、休薬の状態
・その他、気になる症状

簡単でいいので、これらを毎日メモしておくといいですね。
 

危険レベルの便秘にならないために

 

「まだ大丈夫そうだけど、危険レベルの便秘になったらイヤだなあ」
そもそも危険レベルの便秘にならないために、気をつけられることがあります。

ただ、予防できない便秘もあります。以下の症状が出たら、すぐに医療機関に相談しましょう。

・お腹の張りが強い時
・おならが出ない時
・強い腹痛
・吐き気・嘔吐
・発熱
・便に血が混じる
・体重減少や倦怠感が続く
・今まで順調だったのに、急に便秘が1ヶ月以上続くようになった

いわゆる”普通の便秘”については、大変なことになる前に普段から便秘予防・改善に努めていくようにしましょうね。

1日に1.5Lの水を飲もう

水分が少ないと便が硬くなってしまい、どうしても便秘になりやすいです。
こまめに水分補給をする習慣を身につけて、軟らかい便を作ることができるようにしましょう。

腸内フローラを整える食事をしよう

腸内フローラを整え、腸の働きを正常に戻すことは、便秘改善の基本のキ。
腸内フローラを整えるには、規則正しい生活やストレスコントロールが大切ですが、まずは食生活を見直すところから始めましょう。
・発酵食品(味噌・納豆・お酢・ぬか漬け・韓国キムチ・ヨーグルト・乳酸菌飲料・甘酒・ブルーチーズなど)を摂り、腸の中の善玉菌を増やす。
・善玉菌のエサとなる、食物繊維(玄米・胚芽米・もち麦・そば・ライ麦パン・しらたき・野菜類・きのこ類・豆類・海藻類など)をたっぷり摂る。
※ちなみに1日の食物繊維摂取の目標量は、成人男性:20g以上、成人女性:18g以上 (厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015年版」より)。
・同じく善玉菌のエサとなる、オリゴ糖(ごぼう・玉ねぎ・アスパラガス・にんにく・バナナ・大豆・てんさい糖・はちみつなど)を摂る。
毎日、”発酵食品+食物繊維・オリゴ糖”の組み合わせを意識して食事をすれば、腸内フローラはどんどん改善していくはずです。
便秘以外にも、良いことがたくさんありますよ。

適度な運動をしよう

腸を刺激し、腸内環境を整えるためには、適度に運動をすることも大切です。激しい運動をする必要はありませんが、意識的に歩いたり、ストレッチをしたりと、1日の中で少しでも動くように心がけましょう。
お腹を優しくマッサージしたり、温めてあげるのもいいですね。

便意は我慢しない

便意があっても、タイミングや周りの状況を気にしすぎて、我慢してしまうクセのある人がいますね。便意を我慢しすぎると、直腸の神経が鈍くなり、余計に出しづらくなってしまいます。
便意を感じたら、できるだけすぐにトイレに行くように意識しましょう。
便意がなくても、毎朝必ず、食後にトイレに行く習慣をつけることもおすすめですよ。
 

まとめ

 
・排便の回数は、個人差が大きいので、「何日間便秘が続いたら危険」とは言い切れません。

・ただ、排便の間隔が不規則に長くなり、かつ、刺激性の便秘薬や浣腸を1〜2回使っても便が出なくなったら、医療機関に相談しに行きましょう。

・普通の便秘が、危険レベルの便秘に進行しないように、普段から規則正しい生活を心がけましょう。

・積極的な水分補給・腸内フローラを整える食生活・適度な運動・排便習慣の確立に努めましょう。